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2006
12.08
報道ステーションのテオドール報道について。その1
CATEGORY[お薬・薬害]
報道ステーションでテオフィリン製剤による脳炎と思われる報道がなされていた。これではかつての、
ニュースステーションでのステロイド外用剤が悪者にされた
のと変わりがない。
参考資料
また、以前
テオドールに書いた
ことがあるので、参考にしてほしい。
報道をまとめてみよう
1.テオドールを使って、痙攣、脳症になった、という子どもとその親を出演させた。
2.その報道イメージは、視聴者の心を強く揺さぶるものであった。
3.そのテオドールは喘鳴があったからという「予防」のものであった。
4.10年も前にテオドールの危険性を示した医者がいた。
5.もしテオドールを使う場合は、専門医が処方すべき。
などなど(荒削り)。
でも、そもそも小児喘息の専門医とは、どのような位置づけになるのだろう?今の日本には、その資格はないに等しい。
私の認識は、
1.かつてはテオフィリン(キサンチン製剤)はよく使われていた。昔は徐放剤はなく、味も苦いものだったが、数年前に徐放剤のドライシロップがでて(それでも苦味はあるが)、使いやすくなった。
2.キサンチン製剤でずいぶんコントロールが良くなり、救われた命もある。
3.高濃度で使えば気管支拡張作用。低濃度では抗炎症作用がある。
4.ただし、有効域と中毒域の幅が狭く、また中毒域に達していなくても副作用が出ることがあった。
5.キサンチン製剤によって神経学的予後を残すか、ということは「現在のところ」さまざまな意見・異見がある。
6.海外では早目から、吸入ステロイドや抗ロイコトルエン剤などの薬が小児でも認可されてきたが、日本ではなかなか認可が下りなかった(現在でも降りていない薬がある)。そのため、テオドールを使わざるを得ないことがある。
7.もし使う場合、年齢・基礎疾患(けいれんの有無など)それに、発熱の有無などを考慮して、代替品がない場合に使用するべき。
ということだ。
このシリーズ続く(と思う)
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