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【重要なポイント: 日本の予防接種率が低い最大の原因(改訂2版)】2002年6月に書いたこの部分の、「もっとも大きな原因は、集団接種がなくなったというような制度面や、麻疹は怖いものだという知識が欠如しているということではなく、これまで多数の予防接種の副作用の被害があったからだと考えられます。」という部分は、完全に間違いだったと、その後、認識するようになりました。現在でも下記の初版の意見のこの部分を除く内容そのものは正しいと考えていますが、最も大きい原因ではありません。その理由としては、麻疹ワクチンを受けさせない理由を両親に尋ねた調査結果などで、「危険だと思うから」という理由はせいぜい1-2%程度だけであり、実際には、「両親が忙しくて行けなかった」とか、「重要なものだと思わなかった」という意見が多いからです。接種率が低い原因としては、やはり制度面・知識面の不十分さが最大のものでしょう。また、MMR被害についての裁判結果が出たことも、今後の麻疹対策について、重要なインパクトがあると思われます。