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片岡次席は「遺体やビデオ、心電図が残されておらず、関係者の供述が不可欠な状況で、身柄を確保した上で話を聴く必要があった」とし、また、「海外を含めて逃亡のおそれがあった」とも付け加えた。
勾留中だった、県立大野病院の産婦人科医、加藤克彦被告=業務上過失致死と医師法違反の罪で起訴=が14日、保釈された。加藤被告の弁護人が福島地裁に「逃亡、証拠隠滅のおそれはない」として保釈申請していたところ、同地裁が14日に保釈を決定した。福島地検は決定を不服として準抗告したが、却下された。
だが、佐藤教授は「報告書は、始めから結論ありきだったのでは」と指摘する。 「『過誤がない』という結論では、遺族に補償ができないから困る。そういった示唆が、県側からあった」と、調査にかかわった複数の関係者が声を上げているからだ。 報告書をまとめる際に遺族との交渉が念頭にあったことを、県病院局側も認める。ただ、その当時、加藤医師が逮捕されるとは思っていなかったという。
その報告書が、当初の目的を果たしているとも言えない。
2001 年 1 月 20 日、asahi.com【手術ミスで女性が死亡 福島県立大野病院】 福島県大熊町の県立大野病院(三瓶光由院長)で、股関節の手術を受けた町内の 女性(76)が手術後に出血多量で19日朝、死亡した。病院から届け出を受け た県警富岡署が20日、司法解剖して死因を調べた結果、静脈に穴があいたこと などによる出血性ショック死だったことが分かり、業務上過失致死の疑いで関係 者から事情を聴いている。 病院側は解剖結果を受けて同夜、三瓶院長らが記者会見し、「医療ミスとの認識 を持っている。遺族には誠意をもって対応したい」と語った。 病院や富岡署によると、女性は歩行困難になったため18日午後、股関節に人工 骨をはめ込む手術を受けた。縫合後、医師が血圧の低下に気づき調べたところ、 体内に出血していたという。輸血するなどの救命措置をとったが回復しなかった。
日航機ニアミス:2管制官に無罪 東京地裁「過失なし」と日航機ニアミス事故の判決公判で無罪となり記者会見する(左から)東京航空交通管制部の蜂谷秀樹・籾井康子両管制官=東京地裁で20日午後3時35分、小林努写す 01年に静岡県上空で日本航空機同士が異常接近(ニアミス)して乗客57人が重軽傷を負った事故で、便名を間違えて指示したとして業務上過失傷害罪に問われた国土交通省東京航空交通管制部管制官の籾井(もみい)康子(37)、蜂谷(はちたに)秀樹(31)両被告に対し、東京地裁は20日、無罪を言い渡した。安井久治裁判長は「指示が不適切だったのは明らかだが、危険性のある行為とは言えず、過失は認められない」と判断。さらに「刑事責任を管制官や機長という個人に追及することは相当でない」と付言した。