pediablog
小児ブログ
アーカイブ
2007 年 09 月 ( 1 )
2007 年 08 月 ( 2 )
2007 年 07 月 ( 4 )
2007 年 06 月 ( 5 )
2007 年 05 月 ( 2 )
カレンダー
05
2025/06
07
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
カテゴリー
未選択 ( 43 )
ワクチン ( 20 )
感染症 ( 11 )
医療全般 ( 25 )
アレルギー ( 2 )
医療過誤・医療事故 ( 24 )
MRワクチン・MMRワクチン ( 13 )
お薬・薬害 ( 12 )
母乳 ( 5 )
フリーエリア
最新CM
副作用
(07/08)
こんにちは
(03/12)
フランスで義務接種
(03/10)
こんにちは。
(07/01)
ワクチン接種と基材?について
(06/30)
最新記事
テロに遭った国、戦争をしている国
(09/01)
ワクチンの接種間隔・同時接種
(08/09)
今回民主党に投票した皆さんへ
(08/01)
そうだ選挙に行こう
(07/28)
14回 予防接種に関する検討会
(07/15)
最新TB
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
QRコード
RSS
RSS 0.91
RSS 1.0
RSS 2.0
ブログ内検索
リンク
最古記事
認知的不協和
(02/01)
ワクチンの軽重
(02/01)
「スペインかぜ」は誤訳
(02/01)
医療事故と医療訴訟
(02/02)
地方のチカラ
(02/03)
2025
06.20
[PR]
CATEGORY[]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2006
02.01
「スペインかぜ」は誤訳
CATEGORY[感染症]
「
史上最悪のインフルエンザ --忘れられたパンデミック--
」という本がある。以前保健所の人から薦められた。これを読むと、スペインかぜが第1次世界大戦の中でどのように広まっていったかが、マクロな視点からも(統計など)、ミクロな視点からも(個人のドキュメンタリー)分かる。
訳注に「スペインかぜ」についての解説がある。インフルエンザの事を中国語で流行性感冒という。当時「spanish influenza 西班牙流行性感冒」を「西班牙感冒」と略し、感冒を一般的な概念である「かぜ」という言葉を借りてきて振り仮名をつけ、「スペインかぜ」としたらしい。
訳者はこれを「完全な誤訳」と表現し、「スパニッシュインフルエンザ」とそのまま記している。
PR
コメント[0]
TB[]
2006
02.06
飛沫感染と空気感染
CATEGORY[感染症]
飛沫感染 droplet infection は咳やくしゃみの飛沫で感染する。感染範囲は大きく見積もっても2mくらい。
空気感染 air-borne infectionでは飛沫はとても小さく、飛沫核と呼ぶ。5μm以下ということだ。見た事が無いので実感が湧かないが、かなり小さいということだ。小さな飛沫核は、重力に逆らい空中を漂う。それだけ周囲にも感染の危険性が増す。
空気感染は、結核、麻疹、水痘(とりあえず3つ)。飛沫感染は、アデノウイルス、インフルエンザなどなど。他に接触感染というのもある(接触感染は結構厄介だ。これについては後で書くことにしよう)。SARSはどうなのだろう?
この前のためしてガッテンで、色々なことを言っていた。なんでも
インフルエンザウイルスは9時間は空中を漂っている
という。
ただし、換気をまったくしていない場合の話。インフルエンザの予防は、換気が大切だ。その他、マスク。当然の事ながら罹患者だけでなく、「そばにいる人」にも必要な処置だ。
ためしてガッテンでは、NHKなのにタミフルの商品名が連呼されていた。頭痛い。
コメント[0]
TB[]
2006
02.17
正当にこわがることはなかなかむつかしい
CATEGORY[感染症]
日本ではトリノオリンピック花盛りだが、海外では新型インフルエンザも話題になっている。
スパニッシュインフルエンザのときには、死者は全世界で4000-5000万人。日本では人口5500万人のうち39万人がスパニッシュインフルエンザで命を落とした。医学状況や移動手段が異なる現在で、新型インフルエンザが流行したらいったいどうなるのだろう?
「今でも昔と同じ、甚大な被害をこうむる可能性がある」「今では医学が進歩しているからたいした事は起きない」
どちらが正論だろう?最近のニュースを見てみると、鳥インフルエンザの死亡率は高そうであるが、本当の分母(罹患者)は一体どのくらいなのだろう?
「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしいことだと思われた。」と、寺田寅彦が「
小爆発二件
」という随筆で書いる。
別に私が見つけたわけではない。「
史上最悪のインフルエンザ --忘れられたパンデミック--
」の原作者が序章の中で引用していたものだ。ちなみに以下のサイトで、このことについて興味深い解説がある。
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/sayings/fear_ja.html
なお、鳥インフルエンザと新型インフルエンザは同じものではない。
コメント[0]
TB[]
2006
03.02
STI
CATEGORY[感染症]
昔はVD。性病と表現した。最近は、性行為感染症(STD)、性感染症(STI)という。昔のVDよりもより広い概念で、捉えられてきている。
中学生のSTI相談くらいではあまり驚かなくなってしまったが、中学生の帝王切開には驚いてしまった。
HIVも含めて、STIは増加しているという。
昔は「エイズ」というと大々的な報道がなされたが、最近はそうではなくなった。感染者がなくなったわけではない。むしろ増えているという。原因は色々あるが、
正当にこわがること
がなくなったのだろう。
STIはいつからありふれた病気(コモン・ディジーズ)になったのだろう?
コメント[0]
TB[]
2006
03.06
救命救急士
CATEGORY[感染症]
患者さんの転院のため、付き添いで救急車に乗った。行きは救急車に乗れるが、帰りはタクシーだ。以前は救急車で帰れたのだが、救急車要請が多いご時勢難しくなった。
仕方がない。救急車に乗った患者さんも、救急車で帰るわけはないのだから。私が帰院で救急車を使うと、稼動できる救急車が一台減るのだ。
帰り際救命救急士と自分用に、自動販売機で缶コーヒーやジュースを買った。救命救急士にものすごく感謝された。帰りのタクシーに乗る時には敬礼で送ってくれた。
久しぶりに救急救急士のサイトをのぞいてみた。頭が下がる思いだ。
http://www.paramedic119.com/
コメント[2]
TB[]
≪
FRONT
|
HOME
|
NEXT
≫
忍者ブログ
[PR]
キャッシングValue