ウィニーの個人情報流出がとまらない。おそらくは以前からあったことなのだが、ニュースになったのは最近のことだ。病院がらみでも、個人情報が流出している。
　ウィニーを使ったことがないのでよくわからないが、構造上ウィニーを使用している限り個人流出の可能性はなくせないらしい。

　安部官房長官が、「最も確実な対策はパソコンでウィニーを使わないことだ」と言ったらしい。感動すら覚える。

　この人は、「産科事故にあわない最も確実な対策は妊娠しないことだ」なんていうのだろうか？

　個人で使うコンピュータと仕事で使う（漏れては困る情報が入っている）コンピュータを物理的に別々にして互いの交流を遮断する。ウィニーをどうしても使いたければそうするしかない。

　インターネットが全国に広がり、セキュリティーに知識がないひともコンピュータを使うようになった。フールプルーフ対策が必要だが、それ以上にそれぞれの個人個人の危機意識が大事だ。

　会社や組織での個人情報を扱う場合、セキュリティーに関する講習会を受けてからでないと、個人情報にアクセス出来ないようにしないといけない。

　個人の「暴走」のためシステムが変わってしまい、全体的な不利益をこうむるのはなんとも避けたい。