コンピュータの不調などにより。今週はここまで。

　おやすみなさい

　「否定の証明」という題名にしようかと思ったが、調べてみたら「悪魔の証明」というらしい。モノ・行為の存在を巡って、「あること」に比較して「ないこと」を証明することが極めて困難であることを比喩する言葉、である。

　UFOは存在しないのか、この車の故障はないのか、この病院には医療ミスが存在しないのか、ワクチンと自閉症に関係はないのか、本当に無罪なのか、などなど。

　「ある」ということを証明するのは簡単だし「あるらしい」というのはもっと簡単だ。しかし「ない」ということを証明するのは難しい。

　時事ネタになってしまうが、「堀江メール」はどうやら民主党永田議員の勇み足らしい。というか、ガセネタだった。
　しかしこの件を持って、武部幹事長家族とホリエモンとの金銭的な関係を否定する根拠にはならない。

　知り合いの民生委員だった人が、「民生委員を務めていると、人間がいやになる」と言っていた。人間の落ちるところまで落ちた姿を見てきたのだ。本来生活保護を貰うべきでない人が生活保護の甘い汁を覚えてしまうと、そうなることもある。

　以前私の受け持った患者さんは生活保護を受けていたが、親はベンツを運転していた。権利意識が相当強かったのを覚えている。

　逆に生活保護を申請して、治療がスムーズになったケースもある。

　本来貰うべき人が貰ってなく、本来貰うべきでない人が貰っている。行政の矛盾であり限界でもある。

　生活保護も 官僚の無駄づかいも ハコモノも、最終的には国民の税金でまかなわれる。

　できるだけ、平日一日一本の投稿を心がけていたのですが、今日は数分遅れで穴を開けてしまいました。

　続いたら、ごめんなさい。

　ウィニーの個人情報流出がとまらない。おそらくは以前からあったことなのだが、ニュースになったのは最近のことだ。病院がらみでも、個人情報が流出している。
　ウィニーを使ったことがないのでよくわからないが、構造上ウィニーを使用している限り個人流出の可能性はなくせないらしい。

　安部官房長官が、「最も確実な対策はパソコンでウィニーを使わないことだ」と言ったらしい。感動すら覚える。

　この人は、「産科事故にあわない最も確実な対策は妊娠しないことだ」なんていうのだろうか？

　個人で使うコンピュータと仕事で使う（漏れては困る情報が入っている）コンピュータを物理的に別々にして互いの交流を遮断する。ウィニーをどうしても使いたければそうするしかない。

　インターネットが全国に広がり、セキュリティーに知識がないひともコンピュータを使うようになった。フールプルーフ対策が必要だが、それ以上にそれぞれの個人個人の危機意識が大事だ。

　会社や組織での個人情報を扱う場合、セキュリティーに関する講習会を受けてからでないと、個人情報にアクセス出来ないようにしないといけない。

　個人の「暴走」のためシステムが変わってしまい、全体的な不利益をこうむるのはなんとも避けたい。