[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
兵庫・赤穂で住宅火災、幼児2人死亡 7日午前5時30分ごろ、兵庫県赤穂市大津、新聞配達員井上荘子さん(36)方から出火、木造平屋約35平方メートルを全焼した。 焼け跡から、いずれも保育園児で長男の三浦佳人(かいと)君(5)と長女の三浦世令百(せれも)ちゃん(3)の遺体が見つかった。 赤穂署の調べでは、井上さん方は3人家族。井上さんは同1時45分ごろから新聞配達に出かけており、当時は子ども2人しかいなかった。激しく燃えていた居間ではホットカーペットとこたつを使用していたといい、同署が調べている。 井上さんは仕事を終えた同5時半すぎ、火事を知り、自宅に戻った。2人が亡くなったのを知り、「佳人は元気な子で、運動会のかけっこで手を振りながら走っていた。世令百はおしゃれで自分で服を選び、2人で三輪車に乗って遊んでいたのに」と絞り出すような声で話した。 別棟には2人の祖母が住んでおり、近くの女性は「火事直後、おばあさんが『佳人、佳人』と叫びながら中に入ろうとしていたが、煙が充満して危険だと、近所の人に止められていた」と話し、別の男性は「子どもたちを助け出そうと裏口に回ったが、火の回りが早く手がつけられなかった」と声を詰まらせていた。 現場は山陽新幹線沿いの田園地帯。(2006年4月7日13時43分 読売新聞)