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2006
02.22
パターナリズム
CATEGORY[医療全般]
父権主義・家父長主義ともいう。家父長というだけでアレルギーを起こす人もいるかもしれないが、まぁ、聞いてほしい。
医学部に入る論文でも、反パターナリズムを挙げればおそらくはよい評価になるのだろう(実際は分かりません)。医学倫理の時間でも、実習でも「パターナリズムはいかん」と教えられてきた。患者さんの自律性を優先させるのだ。
ただ、「何でも患者さんにお任せ」では放任主義にならないのか?
たとえばの話、何度説明を行っても、検査や治療を拒否してその結果患者さんが亡くなった場合、これは患者さんの自身の選択だから、構わないということだろう?
昔「ちゃんと患者さんとのやり取りをカルテに書いてあったのだから、私や病院が責任を問われることはありません。患者さんの自己判断です。裁判になっても大丈夫です。」と突っぱねた研修医がいた。事実、最近の研修医はこのように理解していることもある。これは、正しい行為だろうか?
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2006
02.23
研修制度
CATEGORY[医療全般]
第二次大戦後、アメリカの研修医制度が中途半端な状態で導入された。インタ-ンというものだ。色々と問題があって学生闘争にまで発展したが、あまり昔の事を書くと混乱してしまう。とにかくインタ-ン制度は廃止された。
しかし研修制度は昔のインタ-ン制度とあまり変わりがなかった。医学部を卒業すると大部分の学生はそのまま出身大学の医局に残り、研修を受けていた。研修医の給料は格安で、時給にすればコンビニのバイトよりも劣っていた。仕方なく、研修医は外部の当直へアルバイトに出かけた。
体系的な研修制度というものは皆無で、ギルド的な徒弟制度が残っていた。
今ではだいぶ様変わりした。新しい研修医制度が出来、大学に残らない選択というのが多くなってきた。地方の大学では学生はほとんど残らない。
代わりに、研修病院で研修する人が増えた。有名なところは沖縄県立中部病院や亀田総合病院。他にも良い研修を行っているところはたくさんある。
昔のインタ-ン制度とはまったく違う、アメリカナイズされた研修スタイルを行っているところもある。
新しい研修制度が始まって、2年が経とうとしている。2年間の初期研修が終わった研修医は、後期研修で自分の専門を決める。小児科もそうだが、外科や産婦人科も減っているらしい。
初期研修を通じて小児科の厳しさを知ってしまった場合、いったいどのくらいの人が小児科に入るのか?また後で書きたい。
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2006
02.24
医療とマスコミ
CATEGORY[医療全般]
昔「心療内科医・涼子」というドラマがあった。一回だけ観て「こりゃやばい」と思った。心療内科の範疇ではなく、精神科のテリトリーだったのだ。
案の定、協力した心療内科の病院は大変なことになった。心療内科では手に負えない患者さんが、わんさか来る。他院の心療内科からは非難される。協力した心療内科の担当医がテレビ局に改善を申し出てたらしい。ただ、あまりに地味すぎると視聴率が取れないというテレビ局の思惑も思惑もあった。
お陰様で(?)良い視聴率が取れ、「心療内科医・涼子2」なんていう話もあったらしいが、どこの病院も取り合ってくれなかった。
出版社はとにかく売れればよい。テレビ局は視聴率が稼げればよい。そのためには、面白おかしく書き立てねばならない。もちろん例外もあるが、概ねこうなのだ。
言いたい事を言っても、編集の段階でカットされてしまう。場合によっては、自分の言いたい事と正反対のことを言ったように報道されてしまう。
新聞の記事を書く人と表題を書く人とが違うことがある。これで読んだ人の印象が変わってしまうことがある。
絶対的に公平なメディアなんてありっこない。メディアに向かって発言する一般人はそこらへんを気をつけなくてはいけない。
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2006
03.02
Loebの法則
CATEGORY[医療全般]
内科には「Loebの法則」というのがある。
(1)今していることが有効な時は,そのまま続行。
(2)今していることが有効でない時には中止する。
(3)何をすべきかわからない時には何もしない。
(4)治療方針の決定を外科医にまかせない。
前にも書いたが、法則は破られるたものだ。
化膿性髄膜炎の時には、まずは「効き目の幅が広い」抗生剤を用いる。その後培養の結果次第で「効き目の幅が狭い」抗生剤に変更するのが原則だ。原因菌がわかれば、それに対応した抗生剤に変更するのだ。
治療が有効だからということで、効き目の幅が広い抗生剤を長い間続けると耐性菌の問題が出てくる。
しかし、化膿性髄膜炎でせっかく効いている抗生剤を、変える勇気はなかなかなかなか出てこない。
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2006
03.03
瀬戸際外来
CATEGORY[医療全般]
連休前日というときに、熱が7日目なんですという患者さんが飛び入りで入ってくる。
比較的軽症の喘息。しかし、夜間は子のこの面倒を見る人が誰もいない。
この地域には夜間の小児救急が成立していない。
母親が仕事のため、外来中に受診は出来ない。おじいちゃんはいるが、おそらく孫の経過の事は聞いても分からないだろう。
検査をするか、点滴するか、抗生剤を使うか、紹介するか、入院させるか。一発勝負の外来になる。瀬戸際外交ならぬ、瀬戸際外来だ。
もちろん普段の外来はそうではない。救急を要するものでなければ、自宅で経過を見てもらうことが多い。
普段の外来であれ、瀬戸際外来であれ、後日患者さんから「こういう経過になりました」と教えてくれるのは、ありがたい。
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